【悲報】超大物アニメーター、作者に無断でヤフオクでイラストを出品し荒稼ぎしてしまう・・・・
原作の連載から40年余りを経て、まさかのトラブルだ。テレビ版「銀河鉄道999」にも参加したアニメーターがメーテルのイラストを勝手にオークションサイトに出品。原作の漫画家・松本零士氏(81)が嘆くことしきりなのである。
アニメーターの名は湖川友謙(こがわとものり)(69)。「巨人の星」などに関わった後、1978年の「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版や、同年のテレビ版「銀河鉄道999」で作画監督を務めた。アニメ業界ではちょっとした有名人なのである。
業界関係者が言う。
「70年代に活躍された方で、実は未だにファンクラブが存在しています。所属しているのは80人ほど。本人を交えて飲み会をやったり交流を深めているのですが、最近の湖川さんの行動には眉を顰めるファンも少なくないと聞いています」
元ファンの男性に聞くと、
「湖川先生は最近はあまりアニメの仕事はしておらず、実は3年ほど前から直筆のイラストを『ヤフオク!』に出品して荒稼ぎしているのです」
実際にサイトを見ると、彼がキャラクターデザインを手がけたアニメ「聖戦士ダンバイン」のイラストなどが、毎月20点近く出品されている。
「1作品、3万円から5万円ほどで落札されています。デザインを手がけたとはいえ、著作権を持つはずのアニメの制作会社から許可は得ていません。何より『銀河鉄道999』のメーテルなども彼の直筆で出品されているのです。価格は20万円がつくこともあります」
数年前までは飲み会の代金すら払えないこともあった湖川氏は、急に羽振りが良くなったのだという。
「これまでに1千万円以上は稼いだのではないでしょうか。旅行に出たり、ブランドものの服も着るようになりました」
この件、メーテルの生みの親、松本氏はご存じか。
「失礼ですけども、湖川さんという方を存じ上げませんでした。昔、作画担当として参加した大勢のスタッフの一人だったのでしょう。本来であれば、私に許可を得なければならないところ、彼が接触してきたことはありません」
何が悪い
当の松本氏は、悲憤の表情を浮かべながら続ける。
「当然、作画をしたからといってそのキャラクターを勝手に描いていいということにはなりません。『銀河鉄道999』は私がキャラクターの設定や衣装のデザインまで考えていますから」
そして、こう訴えるのだ。
「キャラクターの本質を理解している私が描くからメーテルはメーテルになるのです。実際に彼のイラストを見ると、画風が私のものとはまったく異なります」
さて、巨匠の声にどう応えるか。
「ヤフオクのイラストはすべて私が描いたものです」
と、湖川氏の弁。
「メーテルで儲けようなんて思っていませんし、オークションなんて本当はやりたくないんですよ。でも、ファンの人にイラストが欲しいと言われて、サービスのつもりで描いている。値段はいくらでもいいんです」
ではなぜ、値段をつり上げていくオークションサイトに出品するのか、というツッコミも入れたくなる。さらに、松本氏の嘆きについても猛反論。
「松本さんは漫画のメーテル、私はアニメのメーテルを描いている。アニメ用のイラストは線が細く、簡略化されています。私がデザインしたものを勝手に描いて何が悪いんですか」
だが、この取材の後にはなぜか、サイトからすべての出品作がなくなっていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190730-00573805-shincho-ent&p=1
主な代表作
『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年)
『破裏拳ポリマー』(1974年)
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(1978年)
『銀河鉄道999』(1978年)
『無敵鋼人ダイターン3』(1978年)
『伝説巨神イデオン』(1978年)
『戦闘メカザブングル』(1982年)
『聖戦士ダンバイン』(1983年)
『重戦機エルガイム』(1984年)
『オーディーン 光子帆船スターライト』(1985年)
『宇宙の騎士テッカマンブレード』(1992年)
『さよなら絶望先生』(2007年)
『俗・さよなら絶望先生』(2008年)
『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(2009年)
『ふるさと再生 日本の昔ばなし』(2012年)
『宇宙戦艦ヤマト2199』(2012年)
『ルパン三世』(2015年)
Source: アニゲー速報
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