【悲報】ラノベ作家さん、アニメ化が決定するも編集に振り回されたあげく失敗作品だったと言われてしまう・・・・
アニメ化を断った話。
七瀬夏扉@ななせなつひ
第1話 アニメ化を断った話。
これは、僕が2017年12月15日に出版した「ひとりぼっちのソユーズ」にオファーを頂いたアニメ化の話を断るまでの話です。
告発するような内容ではありません。そして、特定の誰かを攻撃するような意味の文章でもありません。前提として、それだけは理解して読み進めてほしいと思います。そんなもののために文章を書いていると思われると、ひどく虚しい気持ちになってしまうので。
基本的にこの文章は、「ひとりぼっちのソユーズ」を読んで応援してくれた読者に向けた文章です。謝罪と感謝の文章になるように書いています。
全文は下記URLで
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889012856/episodes/1177354054889013851
■流れ
小説家志望の七瀬夏扉がカクヨムという角川の小説投稿サイトに小説「ひとりぼっちのソユーズ」を公開
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編集者の目に留まり吉田健一イラストで富士見L文庫(角川)から商業出版される
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売上はおそらくだが微妙だった
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次作のプロットを編集者と詰めるが中々まとまらないというか中々連絡がつかない
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久しぶりの打ち合わせでいきなり「ひとりぼっちのソユーズ」を有名プロデューサーがいたく気に入りにアニメ化オファーが複数社から来ていると言われる
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アニメ化の続報を待ちつつ担当と次作のプロットを詰める
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ココらへんから編集者と噛み合わなくなってくる
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アニメ化の続報もなくプロットの没や直しをくらって時間が過ぎていく
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ある日一年間結局なにもしていないことに気付き絶望する
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相変わらずアニメ化について続報はなかったが次作も厳しい中それだけが心の拠り所という状況に
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決心してアニメ化について自分からどうなったかと次作についてはソユーズの二部でどうでしょうかとメールで聞いてみる
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アニメ化についてはまだ流れてはないけど白紙にしてほしいならそうするよと言われる
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同時にソユーズの二部なんてどこも出版しないよと言われる
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もう無理だと思いアニメ化は白紙にしてくださいとメールする
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その返信メールに「ソユーズは出版するべきではなかった。失敗だった」と書かれていて更に混乱する
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以上です
おしまい
「ひとりぼっちのソユーズ」について、僕からご報告です。このようなご報告になってしまって本当に申し訳なく思います。精一杯の感謝と謝罪を込めて書きました。今日1日だけ酷く情けなくしみったれた人間になりますがご容赦ください。https://t.co/l9A0yi5h0V
— ななせなつひ@スペース☆ハローワーク連載中 (@nowar1024) 2019年3月27日
「ひとりぼっちのソユーズ」の話を聞いて心痛める。作家やってると一度や二度は体験してしまう話だけど、僕個人で言えば「相手が有名編集だからと言って全権委任してしまった」ことがチクチクきた。僕もかつてある有名な編集さんに担当いただいたことがあるんですが、(つづく)
— 洋介犬/はずネジ累計72億PV達成 (@yohsuken) 2019年3月28日
誰が何を言おうが、俺はひとりぼっちのソユーズは面白かったです。胸を張ってください。SFのランキング争いをする中で、「この作品がいる限り俺は賞レースでは勝てない」と何度歯軋りしたか分かりませんよ。
— 模範的工作員同志/赤野工作 (@KgPravda) 2019年3月28日
七瀬夏扉さんの『ひとりぼっちのソユーズ』好きな作品のひとつだけど色々あったんだな……。 pic.twitter.com/HtBB4j1VCt
— 1巻発売中!!レバガチャアーカイブ(原作)鯨武 長之介 (@chou_nosuke) 2019年3月28日
編集者って、作家と二人三脚で作品を作ってく必要はあるんですけど雇われなんで、一人の作家を殺す権利は全くないと思うんですよね。ソユーズが失敗なんて事はあるわけもないし、実際失敗ではない訳です。そういう人に事故的に当たることで作家や作品が死んでいくのはすごい悔しい。
— Genta_Ogawa/Hetero (@Genta_Ogawa) 2019年3月27日
Source: アニゲー速報
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