【朗報】ゲームのアニメ化がここにきて増えまくっている模様。普通の広告よりも宣伝効果が高いらしいぞ
アニメをテコにゲーム事業の収益力を底上げする動きが加速している。 バンダイナムコホールディングスのグループ会社は人気スマートフォン(スマホ)ゲームを相次ぎアニメ化、ミクシィもアニメ映画の制作を強化している。アニメをきっかけに、ゲームをより深く楽しんでもらい課金につなげる狙いだ。アニメ制作によって高い広告宣伝の効果を引き出し、投資効率を高めたいとの判断もある。
2015年の配信からゲームのダウンロード数は200万以上に達し、主人公の人物像や世界観をそのままに、同社などが1月からアニメを放映したところヒットにつながった。バンナムは「アイドルマスター」でもアニメからゲームにファンを誘導。収益を底上げしている。
ゲームのアニメ化に力を入れる企業はほかにもある。ミクシィは15年にスマホゲームの「モンスターストライク」をアニメ化。その後、人気は衰えずゲームの累計利用者数が4500万人に達するなか、5日には第2弾となる劇場版のアニメが封切りになった。サイバーエージェント子会社のサイゲームスもアニメ事業を手掛ける専門会社を設立するなど取り組みが相次ぐ。
各社がアニメ化に取り組むのは、興行や広告収入だけでなく、課金制のゲームで獲得したファンがよりキャラクターなどに愛着を持つからだ。ゲームによってはキャラクターの個性や物語性が十分表現しきれないが、アニメではゲームの世界観や人物像を豊かに作り込める。アニメを通して満足度が高まればゲームへの熱意や関わりが高まり、長い間ユーザーとつながることができる。
近年、米ユニティーテクノロジーズが開発した「ユニティー」などゲーム開発ソフトでアニメを簡易に作り込める環境になっていることも制作を後押ししている。広告宣伝で新規ユーザーを獲得するよりは、ゲームの固定ファンをアニメを通して一段と引き込んだり、スマホなどに慣れ親しんだ10~20代にアニメを配信し愛着を持ってもらった方が費用対効果が高いというわけだ 。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36701050Z11C18A0X30000/
Source: アニゲー速報
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