デザイナー「ウルトラマンも人間、危なくなったらピコピコってそれじゃロボットじゃないですか」カラータイマー撤廃へ
1: 名無しのアニゲーさん 2022/05/13(金) 16:19:45.50 ID:CAP_USER9
庵野秀明さんが企画・脚本を務める映画『シン・ウルトラマン』の上映が5月13日から始まった。1960年代の特撮番組『ウルトラマン』のリメイクだ。これまでウルトラマンの胸にはカラータイマーがあり、3分間とされるリミットが近づくと点滅する設定になってきたが、『シン・ウルトラマン』では登場しない。一体なぜだろうか。
■初代ウルトラマンも、当初のデザイン案にはカラータイマーはなかった
それは、初代ウルトラマンのデザインを手がけた故・成田亨さんのコンセプトを再現するためだった。ウルトラマンの当初のデザイン案には、カラータイマーは存在しなかった。ウルトラマンは「宇宙人らしく、もう肌なのか服なのかわからんようにしてしまう」という発想だったと、成田さんの著書『特撮と怪獣 わが造形美術 増補改訂版』(リットーミュージック)には書かれている。
しかし『ウルトラマン』の企画と脚本を手がけた故・金城哲夫さんからは、ウルトラマンの「エネルギー切れ」を象徴するものとして、胸にピコピコと点滅する装置をつけて欲しいという依頼があった。ウルトラマンの危機を視覚的に分かりやすく表現する手法を導入したかったのだろう。
「ピコピコするのはロボットであり、宇宙人が危なくなったらピコピコするのはおかしい」と、成田さんは反対。しかし、最終的には折れた。不本意ながらカラータイマーをつけることになったという。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/color-timer_jp_627da329e4b06ce0a1b45570
Source: アニゲー速報
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