【悲報】PS5『グランツーリスモ7』、炎上してしまい詫び石を配布「発想がソシャゲ」と賛否
アップデートが炎上したワケ
「グランツーリスモ7」が炎上したきっかけは、3月18日に行われたアップデート。もともと同作では車種を購入するために、ゲーム内通貨が必要となる。それを手に入れるためには課金を行うか、レースイベントでクレジットを稼ぐのが基本だった。
ところがアップデートで、「レースイベントの報酬」が大幅に減額されることに。これが課金を誘導する仕様だとして、ユーザーの不興を買ってしまった。そもそも「グランツーリスモ7」はフルプライスのゲームなので、課金を迫ってくることを快く思わない人が多かったのだろう。
炎上騒動を受けて、3月25日には同作を開発した『ポリフォニー・デジタル』の代表・山内一典氏が「お知らせ」を投稿。「アップデートによって生じた不満と混乱」について謝罪を行うと共に、今後の方向性を説明している。
1億クレジットの「詫び石」
その一方でツッコミの声が殺到しているのが、ユーザーに対する“お詫び”の内容。3月25日以前にソフトを所有していたユーザーを対象として、ゲーム内通貨を「1億クレジット」補償したという。
ユーザーにとってはもちろん悪くない話だが、一部ではこれが“詫び石”と揶揄されてしまうことに。ソーシャルゲームではユーザーに不利益が生じた際に、お詫びとしてゲーム内通貨やガチャを引くためのアイテムを無料配布するのが通例。今回の「詫びクレジット」も、同じようなものとして受け取られてしまったようだ。
ますます“ソシャゲ”のイメージを色濃くする「グランツーリスモ7」に、落胆を隠せない人も。《グランツーリスモも詫び石配布する時代になっちまったか》《詫び石とか発想がソシャゲやないか…》《フルプライスのソロプレイゲームが詫び石配るというお笑い種》《ソシャゲっぽく課金ゲーにして炎上してるのにその後もソシャゲっぽい対応とか結局ソシャゲ路線から外れられないんだな》といった指摘が上がっている。
今時、フルプライスのコンシューマーゲームをあえて楽しもうとする層は、ソーシャルゲームを敵視していることが多い。だからこそ、タイトルに“ソシャゲ”のイメージが付くことは命取りにもなりかねない。
長い歴史を積み重ねてきた「グランツーリスモ」だが、ここから持ち直すことはできるのだろうか…。
Source: アニゲー速報
「アニゲー速報」カテゴリーの関連記事