【速報】アイマス総合Pさん、炎上回避の方法について語ってしまうww
『アイマス』総合P・坂上氏 長寿コンテンツのキモは、時代に合わせたアイドル育成と炎上回避のためのユーザーとの共犯関係
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──ファンの熱量が高いコンテンツは、それだけ批判に晒されることも。坂上さんも多くの矢面に立ってきたのでは?
坂上陽三 苦労はたぶん僕より現場のスタッフのほうが大きいと思うんですが、何かしら起こった事象に対して慌てて対応するよりも、まずは一度冷静になって、何が本当の問題なのかを突き詰めることって大事だと思うんです。そういう意味ではダメージ耐性はわりと強いほうかもしれない。もちろん、時にはダメージパラメータが振り切れることもありますけど(笑)。
──推しの登場シーンが少ないとか、アイドル同士の関係性についてとか、ファンから上がってくる声は、もはやゲームのプロデューサーよりもアイドルのプロデューサーに近かったりするのでは?
坂上陽三 そういう部分もあるかもしれないですね(笑)。たしかにファンの不満はいろいろな言葉や形になって現れますが、その根底にあるものをよくよく探ってみると意外と原因が共通していることが多いんです。それをまとめて課題と対策を洗い出す作業は常にしていますね。
──共通する原因とは?
坂上陽三 原因のひとつは、ユーザーとのコミュニケーションのズレです。ゲームというのは開発に時間がかかるため、発売よりもずいぶん前に情報発表することが多いんです。ですから、その後も開発を進めていくんですが、その情報の出し方によっては、ユーザーに「えっ、そんな内容になっちゃうの!?」「思っていたのと違う!」「裏切られた!」と思わせてしまうこともある。そして認識がズレたまま妄想が膨らみ、憶測が憶測を呼んでゆく、というのが炎上の構造だと思うんですが──。
──たしかにゲームに限らず、炎上の背景には「思い入れの深さ」と「誤解や思い込み」がありますね。
坂上陽三 そうですね。ただやっぱり、ミスリードを生んでしまった原因はこちらにあるわけで、そうならないようにコンセプトの段階でしっかりと整理をしていく作業というのは、近年はものすごく意識しています。それでも起こるときは起こりますし、15年経った今も試行錯誤の繰り返しですね。
Source: アニゲー速報
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