【正論】大物アニソン歌手「フェミのせいで今後「萌え」という単語が差別語にされないか心配」
遥か昔のオタク用語として広く知られている「萌え」。令和になった今では「萌え~」などと叫ぶオタクはほとんど見なくなったが、萌えのパイオニア・桃井はるこはそんな現代だからこそ、この言葉にとある懸念を抱いているようだ。
11月19日、桃井は深夜に自身のツイッターを更新。《この時間だからだろうけど『萌え』が今後の転がり方によってはじわじわと扱いがめんどくさい単語、所謂差別語とされてしまわないか心配》などとツイートした。
さらに続けて、《「萌え」とは何れかに序列をつけたり卑下したり分断を生むのじゃなく、むしろ既存の性とかに囚われず「和」を根底に必要とされ生まれた表現だとわたしは思ってます》(原文ママ)と持論を展開している。
いわゆるアキバ文化を発信するアイドルとして、90年代から注目を集めてきた「モモーイ」こと桃井。声優としても数々の人気アニメで重要なキャラクターを演じてきたが、一説によると彼女が「萌え」というワードを広めた…という話も。もともと「萌え」はネット上のオタクたちが使っていた言葉だが、テレビ番組など公の場で初めて「萌え」と言ったのは桃井なのだとか。
まさしく萌えのパイオニアと呼ぶに相応しい重要人物だが、そんな彼女が最近は「萌え」が「扱いがめんどくさい単語」になってしまうことを危惧している。
「萌え」というワードは性的搾取?
桃井のツイートの背景として、昨今のオタクっぽいコンテンツやイラストが、一部の人々から性的搾取と扱われている風潮を想定できる。たとえば最近では『株式会社エンバウンド』が運営する『温泉むすめ』というコンテンツが、有名フェミニストに噛みつかれて炎上。温泉地をモチーフにした女性キャラクターの設定などが、性的搾取を連想するものだと批判された。
Source: アニゲー速報
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